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院長の想い

 

動物と人の健康は一つ 『One World, One Health, One Medicine』

ヒトの医学と動物の獣医学は診断・治療で共通しており、境界線は存在していません。ヒトも動物も、病気予防のための健康増進が重要視されています。

ヒトと動物の健康には環境要因(大気、土壌、水、食など)の健全性 が大きく影響しています。

これらは相互に影響し合い、1つであるという概念が「One Health」の考え方です。

また、生態系の健康維持を地球規模で取り組むという概念が「One World」です。

 

当院の社会的役割は、日々進化し続ける医学、獣医学、農学、環境学を学び、動物たちの健康に貢献することです。

 

近年、薬剤耐性菌(薬の効かないバイ菌たち)による膀胱炎、皮膚炎、外耳炎など)で、来院する動物たちが増えています。抗菌剤の長期使用や不適切な使用で、薬剤耐性菌ができてしまいます。抗生物質は人の感染症を治療するためにも使われる他、食料を生産する畜産の場などでも使用されています。

 

当院の薬剤耐性菌の膀胱炎、皮膚炎、外耳炎等の治療は、漢方、鍼灸、アーユルヴェーダの薬草、炭酸泉温浴治療などを組み合わせることにより行います。自己の自然治癒力を最大限に活用することで、抗生物質を使用しない(又は服用を最小限度で終了し、長期服用を避ける)治療を推進しています。

 

『人と動物の幸せをサポートする』

動物には肥満、心臓疾患、糖尿病、腎臓疾患、認知症、などのヒトと同じような病気が多くなってきています。

人と違い言葉で体調の変化を訴える事ができない動物たちに、早くから気がついてサポートができるよう、オーナー様とのコミュニケーションを通じて未病のケアを推進しております。

その基盤となるのは、健康時の普段からの獣医師、動物看護師、トリマーとの繋がりです。

私たちは、チーム医療でサポートいたします。

 

『健康を科学する動物病院』

動物病院は病気になってから行く所、年に一度予防注射の時だけはとお聞きする事があります。

私たちは、動物病院の視点から健康促進に繋がる日常生活のアドバイスをしています。

食べ物と便の関係や、食事や運動のタイミングなど個別に詳しくお聞きして、血液等の検査データベース集積を行い、それをもとに日常生活の改善方法をオーナー様と一緒に考えていきます。

 

『病とのおつきあいを上手に、ストレス軽減』

ヒトも動物も同様に、心臓、肝臓、腎臓、胃、腸、肺など全てがネットワークで繋がっています。

腎臓と心臓両方が悪くなる子や、眼の病気の子が肝臓にもトラブルが多いのも、臓器間の関係から生じるバランスの乱れです。

最近では臓器間ネットワークという考え方が一般的に知られるようになりましたが、伝統医学では何千年も前から知られている関係です。

その考え方を、オーナー様と一緒に共有することで、病態の理解と今後の予想も立ってきます。知って理解することで不安の解消に繋がることも多いように感じます。

 

『動物の快適な日常生活・癒し』のためのトリートメント

身体に合っている食事やおやつ、運動、衛生(トリミング、グルーミング)、マッサージなどの身体メンテナンスなど多くの選択肢があります。

当院は通常の診察に加え・メディカルトリミング・栄養学的療法・鍼灸・マッサージ・カウンセリング、波動測定等のメニューが充実しています。

オーナー様のライフスタイルに合った方法をお選びいただけます。

 

『研究部門』

認知症やホルモン失調系の病気、消化器疾患の治療に対するサプリメントや食べ物の影響を調べています。

手に入りにくい植物を完全無農薬で栽培し、それらを摂取した時に腸内細菌叢が受ける影響、DNA解析等の研究手法の確立を目指しています。

 

 

研究テーマ

 

1.犬の認知症

犬にも認知症(認知機能障害症候群)があり、

徘徊、旋回 /夜鳴き/異常な食欲/昼夜の逆転/夜間の排便/無気力、無関心/感情の起伏が激しい/ などの症状がみられます。当院ではアーユルヴェーダを応用し、犬の認知症の治療に植物を用いた治療に取り組んでいます。

 

2.炎症性腸疾患(IBD)の漢方治療

犬のIBD(炎症性腸疾患)は抗生剤や抗炎症剤に反応が乏しい慢性胃腸疾患です。

繰り返す下痢や軟便、嘔吐、食欲不振、なんとなく胃腸が弱いといった症状が多くみられます。当院では難治性のIBDに対し、漢方や薬膳を用いて体質にアプローチする治療を行っています。

 

3.運動不耐性の肥満

肥満犬には、関節の痛み、心臓疾患を持っている等の理由から、運動して痩せることが困難な場合が多くあります。当院では、代謝の改善を目的とし、“食べて痩せる”をコンセプトに肥満症の治療に取り組んでいます。

 

4.隠れ便秘

毎日便が出ているのにも関わらず、宿便(隠れ便秘)を生じている動物は多いです。

隠れ便秘は気づかずに進行し、呼吸困難や皮膚炎等、全身の不調に繋がることがあります。

当院では、便秘の治療の選択肢を多く持ち、腸から不調を改善する取り組みを行っています。

 

 

所属学会

 

北海道小動物獣医師会 理事

動物臨床医学会

比較統合医療学会

日本獣医皮膚科学会

日仏獣医学会

日本獣医史学会

日本野生動物医学会

動物医療発明研究会

 

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診療対象

・犬・猫・ハムスター・ウサギ

 

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